2023年09月16日

深い河

タイガースが、ついにアレをやりとげました。
甲子園で決めるなんて、すごいわ。
9回のリリーフでマウンドに上がった
岩崎投手が、同期入団の7月に脳腫瘍で
亡くなった横田さんの登場曲で出てきて、
胴上げの時、横田さんのユニホームも
宙に舞いました。
場内を一周する時も、一緒でした。
大山選手の涙にも感動しました。
岡田監督が、「アレを決めたんは優勝まで。
日本一はね、決めてない。何かいい言葉があれば
教えてほしい」とインタビューで言ってたので、
とっさに「ソレ」が良かったりしてと思ったら、
メジャー藤浪投手が胴上げを見てたみたいで、
インスタで、「ソレ」を提案したんですって。
冗談で言ったと思うけど、考える事は、
一緒だったので笑えました。関西以外の人が
聞いたら、「アレ」、「ソレ」って、
なんのこっちゃって感じですよね。
メジャーリーガーで思い出したけど、
大谷翔平選手や、他のアスリートが10時間以上
眠るとスッキリすると言ってたのを実感する事が
ありました。ぐっすり寝すぎて、夕刊を取りに
行ったら、ビニール袋にパックされてたから、
雨が降ってたのも知らずに熟睡してたみたいで、
夜、クイズ番組を見てたら、次々と正解できて、
びっくり! 睡眠時間をしっかり取ったら、
頭の回転が速くなるんですね。
別にスポーツ選手でもないけど。
なんじゃそりゃー。
ところで、優勝セール、行きたいわ〜。
ちょうど、22(金)に、用事で梅田に行くから
と思ったら、セールはその前日までで、
タイミング悪いわ。仕事帰りにチラっとのぞいて
見ますね。あわてなくても、オリックスの
優勝セールももうすぐだし。
日本シリーズの後も、ありそうだし。
関西ダービーの日本シリーズは、
59年ぶりなんですって。 その前に、
クライマックスシリーズで勝つのが前提だけど。
インフルやコロナもまた増えてるし、セールの
人混みは大丈夫なのかしら。というのも、先日、
コロナで知人が亡くなりました。
熱中症で救急搬送されて、回復したので、
退院を待つばかりだったのに、5類になったから
同室にコロナ患者がいて、きっちり感染したそう
です。第1波の時より弱毒化してるので亡くなる
人は少ないと思ってたので、ショックでした。
落ち込んでたら、生卵をカーペットに落として
しまいました。随分前にショップチャンネルだっ
たか、QVCで買ったのか忘れたけど、
マルチクリーナーがまだあったのを思い出し
ました。番組内では何でも綺麗に落ちてたのに、
実際、使ってみたら、マルチというより、
マルデ駄目で、唯一、カーペットの汚れだけは
落ちたのを思い出し、使ってみたら綺麗に
落とせました。1つぐらいは効果がないとね。
通販って、たまにしか買わないけど、失敗も
多くて。特に洋服が。落ち着いたグリーンと
思ったら、届いたら、鮮やかすぎたり、
きれいな色と思って買ったら、
くすみピンクで、暗っ!
まあ、着てるけど。なんでやねん。
やはり顔写りを見てから買う方が失敗が少ない
ですよね。そう思ってたら、1日招待会の
案内状が来たので行って試着したら、気に入り、
「よく似合ってますね」と言われたら悪い気は
しないし、買おうかなと思ったけど、
やめました。ちょっと、目立ち過ぎて、気を
張って着てたら疲れそう。結局、ラクな洋服に
落ち着きました。
さて、もう、青切りみかんが出回ってますね。
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鮭も旬です。
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サンマは細いですね。安かったから、ホントに
新物なのかしら。去年のを解凍して売ってたり
して。まあ、そんな事はないと思うけど。
新栗も出てきたし、
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まだ暑いのに、季節は秋なのですね。
久しぶりに、「銀だこ」のたこ焼きを
食べました。
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久しぶりといえば、スシローも。
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やはり、今年も、食欲の秋になりそうですね。
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話は変わりますが、「こころの時代 
ライブラリー 日本人のキリスト教を求めて」
という2週連続の番組を見ました。
キリスト教に興味はないし、信者でもないのに、
どうしてかというと、遠藤周作さんが、この世を
去って25年になり、自らのひつぎに入れて
ほしいと願った遺作「深い河」をたどるという、
2021年の再放送でしたが、昔、「深い河」を
映画で見て、その後、小説も読んだのに、
ほとんど内容を覚えてなかったので、何となく
録画しておいたのですが、番組内で、
遠藤周作研究者のノートルダム女子大教授と、
批評家、随筆家のお二人の話によると、
遠藤氏は、子供の頃、けいけんな
クリスチャンの母親に従い、洗礼を受けるも、
日本人の自分が、西洋からもたらされた
キリスト教を、どう受け止めるか、
とまどいながら育ったそうです。
教会に行かされたりすると、日本人の体に
合わない外国の洋服を着せられてる感じで、
何度も脱ぎ捨てようと思ったが、母親にすまん
という気持ちがあり、むげに脱ぐのは、
同じように大宿題をつきつけられた重荷であると
思った。何とかしなくてはいかん。以来、洋服を
自分の体に合った和服に仕立て直そうとした
のが、小説を書き始めたきっかけで、一生涯の
テーマになったそうです。遠藤氏は、「深い河」
を通して、日本人にとってのキリスト教、
人間にとっての宗教というテーマを追い続けた。
小説に出てくる大津という人物には、モデルが
いて、彼が聖書に載ってる矛盾を質問攻めに
したら、「宗教とは、知る事ではない。
生きるためにあるのだ」と言われ、ヨーロッパと
してのキリスト教文化と、日本人として育った
自分とのかいりを感じたそうです。
24歳で亡くなった聖テレーズの自叙伝で、
神様の愛は、選ばれた良き人ではなく、悪人や
小さき人にも、あまねく注がれると考えた人で、
それは日本人に合うと思い、この人の自伝で
感動を覚えたとのこと。
なんだか、「歎異抄(たんにしょう)」の、
「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」
を思い出しました。「善人でさえも極楽往生でき
るのだから、ましてや悪人が往生できないわけが
ない」という、親鸞聖人の悪人正機の教えに通じ
るものがあると思いました。 遠藤氏は、
ヒンズー教のチャームンダーという女神を
描きたかったそうです。彼が共感してるのは、
ガンジーの「すべての宗教は同じ神から発してい
る。しかしどの宗教も不完全である。なぜなら、
それらは不完全な人間によって我々に伝えられて
きたからだ」。う〜ん、題名どおり、深いな〜。
それはそうと、題名に川が付く小説って多い
ですね。作者は違うけど、いろいろ読んだから
縁があるのかしら。
遠藤氏の小説は、深い河しか読んでないけど。
何となく、宗教的な小説だと思って読むのが
面倒な気がしたので。遠藤氏が、「深い河」を
執筆中に、すいこうを続けていく辛さに耐えられ
たのは、マザーテレサが書いてくれた「あなたの
執筆を通して、神はあなたを祝福されます」。
このマザーテレサから贈られた言葉に心を
奮い立たせ書き上げたそうです。
冒頭で、磯辺が妻の死を受け入れられず、
ガンジス川に渡った。
ラストで、大津が危篤という知らせが美津子に。
美津子にとって、大津の死にどう寄りそって
いくのか、最初に戻っていく、終わりのない
円環的に動いていく、完成されている以上の
未完成の力があるという解説があり、
実際の遠藤さんの妻、順子夫人によると、
人工呼吸器のスイッチを外した時、今まで
見たこともないほど嬉しそうな顔になって、
「俺はもう今、光の中に入ったから安心しろ。
お袋にも兄貴にも会った。お前も必ず会える
からな。死は終わりじゃないんだ」。
ああ、この人は、光の中に入ったなあと思った
そうです。 映画で、美津子役を演じた、
秋吉久美子さんが、ガンジス川に入るシーンを
撮る時は、熱があって、川も汚いしと思ったと、
以前テレビで言ってたのを思い出しました。
しかし、小説って、読む年代によって、
感じかたが、大きく変わりますね。
昔、読んだ時は、こんなに大げさに考え
ませんでした。もう一度、読み返してみたくなり
ました。暗示にかかりやすいのかしら。
でもどこにあったかしら。 もしかして
引っ越した時、実家に置いてきたかも。
まあ探したら、見つかるでしょう。
まさに、読書の秋みたい。 その前に、
ラグビーも、サッカーも見ないとアカンし。
結局、スポーツの秋?
☆ 土曜、日曜、祝日は、
神戸三ノ宮センタープラザ東館地下1階、
占いハウス「魔女の家」に出ています。
第1、第2土曜は休みです。
お電話でのご予約もできます。
神戸店TEL 078 391 2970まで
よろしくお願いいたします。
18(月)敬老の日の祝日も出ています。

posted by マーサ at 05:14 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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